一重の目を好きになるまで

心の整頓

タイトルにあるように、私の目は一重です。
二重信仰が強い(ような気がする)日本で、私は長いことコンプレックスを抱えていました。
とくに私が高校生くらいのころはちょうど浜崎あゆみさんや安室奈美恵のような
ぱっちり二重の女性が流行ってたこともあり、余計細い目の私は自分がとても
不細工に見えて仕方なかったです。

現在30を過ぎて、今はとても自分の目が好きです!
相変わらず、ぱっちりおめめの女の子を見るといいなぁ~と思ったりしますが。

コンプレックスだった自分の目を好きになれたきっかけを
今回はお話してみたいと思います。

アイプチで二重にしていた20代

ぱっちり目に憧れて、アイプチとつけまつげをつかって
一生懸命二重にしていましたね。
母にも「地味!もっとメイク濃くしなさい」って言われていたし。

でも私はどうやら、瞼の肉が薄いタイプの一重だったようで
二重にしてもしなくても、正直印象ってあまり変わらなかったのです(笑)
ちょっと目が大きくなったかな?程度・・・(私のやり方が下手くそだったからかも?)
腫れぼったい一重の子が二重にすることで劇的に美少女に変化する過程が
出回っていたので、私もきっとそうなるだろうと思っていたのに・・・。

ただただ、時間とお金がかかるだけで効果が薄い・・・
やる意味があるのか?と疑問に思い始めていました。

きっかけは突然のトラブル

疑問を持ちながらも続けていくうちに、
私の瞼は二重のりやつけまつげを付けるとかぶれるようになり、
かぶれて腫れて、赤くなり、二重が定着しなくなってしまいました。

もう潮時なのだと思いました。
無理やり続けることもできましたが、負担が大きかったので
思い切ってやめることにしました。

印象の薄い目にばかり力を入れていたけど、
ほかの部分に向けてみよう・・・もっと力を入れるべきところはたくさんあるのではないか?と
自分の視野をもっと広く持つようになりました。
トラブルに見舞われたことをきっかけに、自分の素顔を受け入れると腹に決めました。

自分の気持ちに耳を傾ける

自分の顔を受け入れると腹に決めてから、気づいたことがあります。
私はもともと自分の目が嫌いではなかったということです。

好きになれた、というよりはもともと嫌いではなかった!(笑)そんなばかな~!

驚きなんですが、私はコンプレックスを感じながらも、自分の一重を
とても貴重なものだと思っていたのです(笑)
だから整形は考えなかった、残しておきたかったんです。

私が二重にこだわり続けていたのは、ただ周りにどう思われるかを気にしていたからでした。

まだ若くて周りの意見に振り回されたばっかりだった自分が、
少しだけ自分軸を取り戻した瞬間でもありました。

突然のトラブルで辞めざるをえなくなり、腹を据えられたからこそ
外野の声をシャットアウトして自分の気持ちに向き合えました。

今は自分の涼しげで控えめな目が好きです。化粧全然映えませんが(笑)
その代わり髪や、歯、肌など・・・そういったところをに手をかけて
全体的に底上げを目指しています。

一重じゃなくても、ご自身の外見にコンプレックスを抱えている皆さん
もしかして外野の意見に引っ張られていたりしませんか?
少し周りの声をシャットアウトして、自分の声を聴いてみたら
新たな発見があるかもしれませんよ。

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